新製品・新商品開発における価値とベネフィット

近年、大手企業をはじめとして今後の商品における「価値の向上」「価値の差別化」への対応が表明されてきています。
今回のブログでは「価値」について考察してみました。

「価値」とは
物がもっている,何らかの目的実現に役立つ性質や程度。値打ち。有用性。 (大辞林より引用)
哲学、経済分野では別の意味もありますが、新製品・新商品開発における「価値」の意味はこれでいいと思います。
冒頭にあげた「価値の向上」「価値の差別化」にある「価値」もこの意味で使われています。

一方、マーケティングでは「価値」に近い意味で「ベネフィット」という言葉がよくつかわれますが、価値とベネフィットの違いはご存知ですか?

「ベネフィット」の意味は
利益、ためになること [もの] (研究社 新英和中辞典)
「価値」は価値を感じる人がいて初めて意味を持ちますが、ある人にとって価値あるものでも、他の人にとってそうではない場合もあります。
「ベネフィット」はある人たち(=特定のターゲット)が何かしらかの恩恵を受ける要素のことです。

「価値」はプロダクトアウト的で「ベネフィット」はマーケットイン的と言えます。
本来は「ベネフィットの向上」「ベネフィットの差別化」とした方が適切ですが、「ベネフィット」という言葉が一般的ではないために解りやすさから「価値」という文言を使っているのでしょう。

新製品・新商品開発においては「どのような人たちにどのようなベネフィットを提供するのか」、つまりターゲットを明確にしてその人たちの心を動かし満たす要素は何かを明確にした商品コンセプトが欠かせません。

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