鮨びぃる

九州の友人から「鮨びぃる」なるものが送られてきました。
熊本にある「花の香酒造」という酒蔵の商品です。

以前に日経MJの新商品コーナーで紹介されているのを見て気になっていた商品です。
清酒という表示がありますが、従来の清酒の味わいではなく酸味が効いて甘みも残っり、アルコール度数も通常の清酒の約半分の7%、そして発泡性でなかなかおいしい(私には向いている)お酒です。
酸味が強いために味覚をリフレッシュさせて刺身などがおいしく感じますし(甘みがちょっと強いでしょうか)、ビールのようにお腹が膨れることもなく、清酒のように酔いが強くなることもありません。まさに和食の食中酒としてはもってこいの酒だと思いました。

低アルコール清酒は清酒メーカーからいくつか出ています。
市場規模は清酒全体の約1%ということでまだまだ小さな市場ですが、新しいお酒として今後伸びていくのではないかと思います。

この商品の参考になる点は低アルコール清酒ではなく新カテゴリの酒として打ち出してきているところです。(製造元のサイトを見ると「低アルコール日本酒」のカテゴリで紹介されてはいますが)
低アルコール清酒、日本酒となると従来の清酒、日本酒の亜流イメージ(従来の清酒が本物でそのまがいもの?)がありますがこの商品にはそれが感じられません。

推測ですが、製造工程は清酒と大きくは変わらないでしょう。
低アルコール化した清酒ではなく、長い年月で蓄積されてきた清酒づくりのノウハウ、技術を生かして生み出した新しいお酒とのポジショニングは見事だと思います。(酒税法上は「清酒」ですが)

皆さんの業種でもこのような考え方で新製品開発をされると、お客様にとって魅力的かつ新しい価値を持った商品が誕生するかもしれません。

人造イクラってご存知だと思います。イクラのまがい物というイメージがありますが、その技術でスペインで製造されて人気が出ている商品があります。
人造イクラの製法を新しい加工方法としてとらえることで生まれた新商品のようです。
Caviaroli Olive Oil Caviar
興味のある方はこちらをご覧ください。 http://caviaroli.eu/

今回の「鮨びぃる」もそれと通じるところを私は感じます。

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