特定保健用食品 キリン メッツ コーラ

テレビCFで知って「キリン メッツ コーラ」買ってみました。

日本の清涼飲料市場において「コカコーラ」が確たる地位を保ちコーラ飲料というカテゴリーを作っています。 そして、ビール各社はコーラカテゴリーに対して各社各様のマーケティング戦略を取っています。
サントリー社は「ペプシコーラ」の米国ペプシコ社と提携して「ペプシコーラ」、アサヒビール社はグループのアサヒ飲料社から、素材の差別化をした「グリーンコーラ」、ロングセラーブランド「ウィルキンソン」のラインエクステンションである「ウィルキンソン コーラ」を相次いで市場導入し、そして今回キリンビール社がキリンビバレッジ社から特定保険食品という機能差別化のコーラを市場に導入してきました。

戦略の基本的な理屈は共通しています。 コーラ飲料は消費者によく飲まれている、現在飲まれているコーラ飲料からのブランドスイッチを図り、自社の利益につなげたいというものです。 現在人気のある、話題になっている商品カテゴリーに新商品を投入するのはマーケティング施策の常套手段です。 しかしながら、「ペプシコーラ」は善戦しているとはいえまだまだコカコーラとは市場シェアで大きな差がありますし、「グリーンコーラ」「ウィルキンソンコーラ」は早くも姿を消しています。

コーラカテゴリーに新商品が育たないのはなぜでしょう。 一番大きな理由は「コカコーラ」の持つ薬くさい独特な味わいにあるのではないかと思います。 最初違和感、抵抗感を持つ味わいのことを「Aquierd Taste(-慣れることでおいしさを感じる味わい)」と言いますが、 このような味わいはとっつきは悪いものの、慣れておいしさを感じるとその味にハマル傾向が強いものです。 1980年代にコカコーラで「ダイエットコーク」を新発売し消費者の支持を得られなかったのも、消費者がこれまでの「コカコーラ」の味覚体験を基準に新商品を評価(これはコカコーラではない!)したからに他なりません。

長い年月をかけて作られてきた日本人の「コカコーラ」の味への慣れを短期間で崩すのは簡単なことではありません。 各社新商品投入の際には「コカコーラ」も含め既存ブランドとの味覚テストはしているはずです。 対象となった消費者は客観的に「おいしい」「まずい」を判断するでしょうし、そして新発売となれば「新商品」という理由でトライアルユースは期待できます。 しかしリピートユースとなると味に慣れのある「コカコーラ」になってしまう消費が多いのではないでしょうか。

話を「キリン メッツ コーラ」に戻しましょう。 健康志向の高まりから「食事の際に脂肪の吸収を抑える」特定保健用食品であることに魅力を感じる消費者は多いはずです。 「健康にいい」と言う価値が「コカコーラへの味への慣れ」を超えるものかどうかが、そのような消費者がどのくらいいるかがポイントになって来ます。

ちなみに私の場合、糖類以外の甘味料の味に敏感で受け付けないため、リピートユースはやはり「コカコーラ」にります。

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