マーケティングに必要な二つのコストパフォーマンス

コストパフォーマンス良いう言葉がよく使われます。
日本語にすると費用対効果。

マーケティングにおいて、特に大切な二つのコストパフォーマンスがあります。

一つはマーケティング投資に対しての効果。
ある費用をかけてその効果(ブランド力向上、売上げ、利益など)が大きくなるほど「コストパフォーマンスが高い」と言います。
企業は費用を使うにあたって、それがもたらす効果を予測して投資をします。

例えば、インターネット広告などない、テレビ広告全盛の時代、全国規模で効果が出る宣伝広告の費用は20億円、30億円と言われていました。
それでも「やらないよりましだろう」と言うことで数億円の広告を打つ企業が多くありました。
広告宣伝は効果がはっきりしませんので致し方ないとも言えますが、どれほどコストパフォーマンスを考えたのかという言う点で問題のある投資です。

マーケティングでもう一つ大事なコストパフォーマンスがあります。

それは、お客様にとってのコストパフォーマンスで、言い換えれば「自社が如何に価値の高い商品を安く提供できるか」ということです。

お客様は我儘で、何かいいこと、自分に得なことを持つ商品に興味を持ち、購入します。
あまたある競合品と商品の差別化されていない商品の売り上げを高めるために、特売と称して定価を下げる販売施策も、お客様の期待する「コストパフォーマンスの高さ」を訴求し購入を喚起させようとしているわけです。
特売の問題点は、自社の特売が終わって、競合商品が特売を始めるとそっちにブランドスイッチしてしまうか、次回の特売まで買い置きで凌ぐとか、結局低利益の商品になってしまうことです。

最近では「ちょっとぐらい高くても質のいいもの」を求めるお客様が増えていると言われています。
競合商品と同価格か、ちょっと高めの価格設定で、質の高い、価値のあるコストパフォーマンスの高い商品(お客様が価格を上回る「何かいいもの」「何か得するもの」)をつくり提供していくことが大事になってきているのではないでしょうか。

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