新製品・新商品開発における「感性」とは

先週末に青森県主催の「新商品開発力強化支援事業成果報告会」なるものが開催され、出席してきました。

その会の後半に「デザイン産学官連携プログラム~大学生の感性を活用したデザイン支援~成果報告」というプログラムがあり、弘前大学の人文学部、教育学部の学生10チームによる報告がありました。
内容は青森県の工芸品を題材とした商品・デザイン企画」ですが、すでに市販されている商品ですのでそれらをどのようなパッケージ入れ、どのような販売促進を行うかというものでした。

報告の内容はともかく、タイトルにある「大学生の感性を活用」と言う点が気になりました。
若い人が持っているであろう(大人には持ちえない)物事の感じ方から新しい発想が生まれることを期待してのことでしょう。
企業でも学生に新商品開発に参加してもらうケースがありますが、その場における学生の価値観の違いが参考にはなって新商品開発に生かすことは出来ても、実際に学生が新商品開発まで行うのは無理があると思います。

この機会に「感性」の意味をあらためて調べてみましたが、正直なところ明確な意味の違いはわかりませんでした。
私は、「理性」は論理的思考で心が動くこと、「感性」は感覚的に心が動くことだと思っています。

消費者の「理性」と「感性」の両方に訴えるものでないと商品は買ってもらえません。
買ってもらえる商品をつくる新商品開発をするには、新製品開発レベルでは「理性」を働かせる必要性が高く、商品化レベルでは「感性」を働かせる必要性が高くなるのではないかと思います。

もちろん、「理性」「感性」の両方を兼ね備えて新製品・新商品開発にあたることが出来ればそれに越したことはありませんね。

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