マーケティングツールとしてのネット活用

ターゲット、提供価値などいわゆる商品コンセプトも確定し、ネーミング、パッケージデザイン、キャッチコピーも決まっていよいよ新発売。

事前の消費者の受容性調査もやっていても所詮その段階では仮説です。
昔はその仮説を検証するため、新商品失敗のリスクを避けるために「エリアマーケティング」という手法をとっていました。
地域を限定して何か月かの一定期間試験的に販売し、その結果から商品、広告、販促策を見直して全国発売に備えるというものです。
最近では「地域の特性に応じたマーケティングを行う」ことを意味する場合もあるようですが。

しかし、インターネットが発達した今は、自社ネットショップ限定販売でが昔のエリアマーケティングに代替できます。
価値があると思った製品が本当に受け入れられるのか、どのようにその価値を伝えたらいいのか等々、短期間でしかも低コストで確認できますので、大手企業だけでなく中堅、中小食品企業でも利用価値があると思います。
特にフェースブックの場合は、きめ細かいターゲット設定が出来ますので、商品コンセプトを短期間で変更しながら仮説の検証、商品コンセプトの改善が可能になります。

最近ではこの手法で市場導入を進める企業が増えてきているようですが、まだまだ少ないのも事実ではないでしょうか。
その一番大きな理由は、大企業においてはマーケティング部門は自社ネットショップに無関心でWEB担当部門に任せきり、WEB担当部門はマーケティング部門で作成した商品コンセプト、キャッチコピーをそのまま受け入れてページ作成するという点にあります。
一方、中堅、中小企業においては人手不足から、当初に制作会社が作成したままのネットショップで運営しているという点にあります。

ネットショップは単に商品を売るためだけに存在しているのではありません。
仮説の検証だけでなく、SNSなどで話題になることで口コミ(ネットコミ)で新商品の認知が上がってきますし購入促進、顧客創造にもなります。
また、次のステップであるリアル店舗の取り扱い増加につながります。

マーケッターの皆さん、自社ネットショップをマーケティングツールとして活用されてはいかがでしょう。

 

Pocket

コメントを残す