キリンラガー桜缶

kirin_lager昨日の夕食のテーブルに「キリンラガー桜缶」が乗っていました。 アサヒビールに籍を置いたことがある私ですが、ビール好きの女房がスーパードライよりラガーの方が好きだと言うので我が家の定番ビールは「キリンのラガー」です。

アサヒビールの皆さん、ごめんなさい、「おいしさ」って主観的なものですのでお許しください。

ネットスーパーで「キリンラガー」を注文したらたまたま桜缶が届いたというだけで、桜缶を選んで買ったわけではないようです。 缶を開けながら「これってどういう意味があるんだろう。中身は同じなんだから他の銘柄を飲んでいる人は買わないだろうし、味が違うなら飲んでみようと思うけど」とつぶやくと「これは季節限定なのよ」と答えた女房の横で娘が「お花見の時にコンビニでビールを買うことになったらこれを買うな」と話に入ってきました。 そうそう、ちなみにアルコールに極めて弱い娘は「これが一番おいしい」と言って「アサヒのダブルセロ」を飲んでいます。

娘の話を聞いて「そうか」と我に返りました。 「モノ」の提案ではなく「コト」の提案商品だとあらためて教えてもらったのです。 食事中であることとあまり深く考えていない会話だったことを差し引いてもマーケッターとして不覚でした。 食事が終わってサイトで調べたところ、キリンビールのニュースリリースには下記のように書かれていました。

広告では、菅原文太さん、江口洋介さんに登場いただき、お花見のシーンで仲間と一緒に「キリンラガービール」を楽しむ新テレビCMを放映します。(中略)今回、味覚特長である“のどにグッとくる刺激感”“コク・飲みごたえのある味わい”はそのままに、お花見を楽しむ桜のデザインという新たな価値を提案することで、春のうれしい乾杯シーンを盛り上げます。

「おいしさ」を楽しんでもらう「モノ」としての桜缶ではなく、桜缶はそれを飲むことで「楽しみ」という「コト」を提供する商品だったのですね。 ちなみにアサヒビールも「スーパードライ」をはじめとしたいくつかのブランドで発売中あるいは近日発売予定だそうですが、 商品コンセプトは全く同じです。

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